For engineer Linux

dnf updateを実行すると、GPGのエラーが出てupdateに失敗する件

事象

`dnf update` を実行すると、以下のようなエラーが表示されました。

Plaintext
https://xxxxxxx の GPG 鍵はインストール済みです
"xxxxxx" リポジトリーに一覧表示されている GPG 鍵はインストール済みですが、このパッケージには適切ではありません。
正しい鍵 URL がこのリポジトリー用に設定されているか確認してください。失敗したパッケージは: xxxxxxx.x86_64
GPG 鍵が設定されています: xxxxxx
ダウンロード済みのパッケージは、次の正常なトランザクションまでキャッシュに保存されました。
'dnf clean packages' を実行することでキャッシュパッケージを削除できます。
エラー: GPG の確認に失敗しました

動作環境

Red Hat Enterprise Linux 10.1

GPGとは

GPG(GNU Privacy Guard)は、データの暗号化やデジタル署名を行うためのオープンソースのツールです。

`dnf` などのパッケージマネージャーでは、パッケージが改ざんされていないこと、また正規の配布元から提供されたものであることを検証するために GPG 署名を利用しています。パッケージをインストールする際、パッケージに付与された署名を、あらかじめ登録された GPG 鍵で検証し、一致しない場合は今回のようなエラーとなります。

今回のエラーは、リポジトリに設定されている GPG 鍵と、パッケージの署名に使われている鍵が一致していないことが原因で発生していました。

対処方法

以下のコマンドを実行し、`redhat-release` パッケージを先に更新することで解決しました。

ShellScript
dnf update redhat-release

その後、改めて `dnf update` を実行したところ、正常に更新できました。

`redhat-release` パッケージには最新の GPG 鍵情報が含まれているため、これを先に更新することでリポジトリの鍵情報が最新化され、GPG 検証エラーが解消されたと考えられます。

-For engineer, Linux
-,