Power Appsに物体検知やテキスト認識などの学習モデルがあらかじめ実装されています。今回の記事では、その学習モデルを使って、物体検知の環境を構築する手順をお伝えします。
手順
Power Appsの画面を起動し、AI hubをクリックします。今回は、物体検知の環境を構築するので、Object detectionをクリックします。
次に、Common objectsを選択します。
検知する物体の名前(タグ)を定義します。複数あれば、複数の名前を設定します。
次に、検知させたい物体の画像をアップロードします。少なくとも15枚の画像を用意する必要があります。
次に、アップロードした画像に対して、事前に定義した名前(タグ)を割り当てます。対象の物体に足して、枠線で囲み、名前を割り当てます。アップロードした画像の数だけこの作業を繰り返します。
Trainボタンを押し、モデルに画像を学習させます。学習が完了するまでしばらく時間がかかります。
学習が完了したら、Publishを押し、Power Appsで利用できる様にします。
Publishの処理が完了したら、作成した物体検知のモデルが選択できるようになります。